千葉県千葉市教育委員会様


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●「Z!Stream」導入でソフトウェアのライセンス共有を効果的に活用

●インストール作業、メンテナンス作業などパソコン増加における
作業負担が激減。運用コストが削減できる。

豊富な管理機能により、教育現場での利用状況を正確に把握できる


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千葉市教育センターでは各校のICT活用支援として、指導主事6名で千葉市教育情報ネットワーク(Cabinet)を運営し、学校現場の教職員、児童・生徒をサポートしています。Cabinetに接続しているPCは学校用・校務用合わせて約8000台にのぼり、先生方は高いセキュリティ下で、学校現場のみならず自宅でも校務処理を行うことができます。
しかし、旧システムでは特定のPCにしかアプリケーションがインストールされておらず、効果的にICTを活用することが難しい状況でした。各校からの多種多様な要望への対応や、パソコン増加に伴うサポート、メンテナンス業務の負担も大きくなり、効率的でメンテナンス作業も簡易なアプリケーション配信管理システムの導入を検討しました。

 

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「Z!Stream」を導入したことによって各校同時に共有ライセンスを利用できるので、総合学習ツールやマルチメディア型のアプリケーションの活用が増えました。また、一斉授業や特別教室での利用が増え、各教室でのICT機器の活用も活発になりました。さらに、各校がどのアプリケーションをどれくらい活用しているかなどの、詳細な利用状況を把握する機能があるので、毎月の所員会議で活用状況を振り返ることができ、ICT推進のための調査・研究にも役立っています。
システムとしては各校に設置されている1台のサーバーで、認証機能・ファイルサーバー・仮想端末用のイメージディスク管理を行い、さらに「Z!Stream」中継サーバー機能も兼用しています。サーバー機能を各校に分散することでネットワーク負荷を軽減でき、ストレスなく一斉授業に対応できます。
保守対応として、教育センターの「Z!Stream」サーバーにバックアップ機能を持たせているので、万が一の時にも安心して利用する事が可能です。

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お客様プロフィール

jire_015千葉県千葉市教育委員会様
小学校 112校、中学校 55校、特別支援学校 3校、
市立高校 2校
学校数合計 172校、児童生徒数 76,342人、
教職員数 4,109人
平成27年5月現在
http://www.cabinet-cbc.ed.jp/

千葉市は学校教育の方向性について「わかる授業・楽しい教室・夢広がる学校づくり」を目標として掲げ、子どもの「生きる力」を育むための様々な施策を展開し、多くの成果を挙げている。学校や教職員の活動支援を行っている教育センターでは、ICT教育を活用した授業にも力を入れており、千葉市教育情報ネットワーク(Cabinet)を開設。教育用ソフトウェアライブラリーにおけるフリーソフトの管理運営や配信など、ICT授業支援を行っている。モデル学校では最新タブレットを活用した授業に取り組むなど、市内全校でのICT教育が定着している。