SnetSecure(ネットセキュア)とは?
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- 1台のパソコンで、インターネット接続が可能なネットワークと接続が出来ないネットワークを切り替えて利用する事が可能になるソフトウェアです。
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- さらに情報漏えい防止対策として、USBデバイスの制御、印刷時ウォーターマーク、データ暗号化など拡張機能を備えています。
A環境とB環境のネットワークは、お客様及びネットワークシステムをご担当されている会社様にて整備する必要がございます。
ネットワークを切り替え
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- WindowsOSのログオンセッション機能を応用しSnetSecureが、多重ログオン処理によってオープンデスクトップとセキュアデスクトップというそれぞれポリシーの異なるデスクトップ環境を提供します。
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- 2枚のNIC(有線・無線など)を2つのデスクトップへそれぞれ割り当て、使用するデスクトップによってNICを切り替えます。
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- NIC1が枚の場合、一方のデスクトップ環境にプロキシサーバーをゲートウェイとすることによっての経路変更やVPNによるネットワーク切り替えが可能です。
データの受渡し:Shareフォルダ機能
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- セキュアデスクトップとオープンデスクトップ間で、管理者が許可を与えたファイルのみ受け渡しが可能です。
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- 「Shareフォルダ」にファイルが保存されるとSnetSecureサーバーログに記録され、システム管理ツールから参照する事が可能です。
一時的なデータの受渡し:クリップボード制御機能
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- セキュアデスクトップの画面キャプチャー、テキスト文字など一時保存した情報をオープンデスクトップへ渡すことを制御する機能です。
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- オープンデスクトップからは、一時保存した情報をセキュアデスクトップ環境へ渡すことが可能です。
拡張機能:共有ストレージ機能
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- セキュアデスクトップ同士のファイル受け渡しは、ファイルサーバーで共有されているパスを「共有ストレージ」としてマウントします。
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- オープンデスクトップ環境からは、アクセスする事は出来ません。
拡張機能:ユーザーストレージ機能
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- ファイルサーバーの個人領域などをユーザーストレージ機能によって割り当てる機能です。
ユーザーストレージは、 Z:から検索し空きネットワークドライブに割当てます。
- ファイルサーバーの個人領域などをユーザーストレージ機能によって割り当てる機能です。
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- ホームドライブ(H:ドライブ)に保存されたデータを管理者が設定した時刻になるとユーザーストレージに定期的にバックアップが可能です。
ホームドライブ機能
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- 利用者が安心して、安全にファイルを取り扱う事をサポートする機能です。
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- ユーザー毎に「H:ドライブ」(固定)が割り当てられます。セキュアデスクトップでホームドライブに保存されたデータは、自動的に暗号化されます。
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- ローカルシステムを保護し、快適なICT利用環境を提供します。
拡張機能:プリンタ出力情報の管理
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- インストール済みのプリンター(PDFソフトウェアプリンタ含む)に制御が適用されます。
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- セキュアデスクトップで印刷した書類には、「CONFIDENTIAL」などのマークに加え、ユーザ名・時刻・IPアドレスをヘッダー部へ強制印刷が可能です。
USBデバイス機器の制御
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- セキュアデスクトップ環境では、USBデバイスにストレージとして認識する領域があるデバイスにアクセスすることはできません。
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- ストレージ機能の無いカメラ、USB接続のプリンターなどは利用が可能です。
動作環境
■ SnetSecure 動作環境
サーバー環境
OS | Windows Server 2016 / Server 2019 |
Database Server | MariaDB 10.1 |
JAVA | AdoptOpenJDK (製品に内包) |
HDD | 1GB以上の空き容量(別途、ログ用に空き容量が必要) |
ネットワーク | 100Mbps以上(HUBへのアップリンク) / IPv4対応(IPv6未対応) |
クライアント環境
OS | Windows 10(x64) Windows 11 ※ Homeエディションは、仕様外です。 |
HDD | 50MB以上の空き容量 |
ネットワーク | 100Mbps以上(HUBへのアップリンク) / IPv4対応(IPv6未対応) 2枚のNICに対応 |