AMS Z!BootOSとは
AMS Z!BootOSとは、WindowsOSのディスクイメージをサーバー側で一括管理し、クライアント起動時にはネットワーク経由でOSを起動させるネットブートシステムです。これにより運用管理コストを大幅に削減し、さらなるユーザビリティ向上が期待できます。
製品特徴
ZMCコンソールによる一括管理

ZMCコンソールではディスクイメージの作成から各サーバーへの配布、配信したいOSイメージの選択や優先接続したい配信サーバーの設定等の一括管理が可能です。
クライアントのグループ化により、一括設定が可能です。
ロードバランサ機能による配信サーバー振り分けや、サーバー個別接続設定が可能です。
ZMCコンソールは複数設置可能ですので各PC教室での管理も可能です。
キャッシュ機能によるOSイメージ一斉配信の高速化

クライアントで発生する書き込み処理をクライアント側HDDにキャッシュして動作するだけでなく、OS起動時の読み込みデータについても毎回サーバーに問い合わせるのではなく、クライアント側HDDにあらかじめキャッシュさせておいて再利用することで教室PCなどでの一斉起動のパフォーマンスを大幅に高めることが可能です。
iSCSIプロトコルによる柔軟な帯域制御
汎用的なiSCSIプロトコルを利用することで、安定性、応用性を高めている他TCPのみの制御を利用して各種スイッチによる帯域やプロトコル制御等に対応が可能です。
柔軟なディスクイメージ管理、高速配信

AMSZ!BootOSでは管理用のディスクイメージや配信用のディスクイメージをそれぞれ分けて管理しています。また簡単な操作でディスクイメージの管理が可能です。
・配信ディスクイメージ(SIS)運用中に、管理ディスクイメージ(MIS)更新が可能です。
・運用中にバックグラウンドで更新した管理用のディスクイメージの配布が可能です。
・配信ディスクイメージにトラブルが発生した場合においても瞬時にロールバックが可能です。
・ディスクイメージ配布機能で高速にイメージ配布が可能です。
今までと変わらない性能と利便性の向上
ネットブート後はクライアントの資源(CPU、メモリ等)を利用してOSやアプリケーションの処理を行いますのでパフォーマンスが落ちてしまう心配はありません。CADや動画編集ソフトなどの負荷の高いアプリケーションも通常どおり利用可能です。またクライアントのOSイメージの切り替えもサーバー側の操作で簡単にできるのでユーザーに合わせた利用環境をタイムリーに提供可能です。
AMS Z!BootOSにより期待できる効果
システム構築にかかる費用の削減
ネットブート型シンクライアントでは特別な端末を必要としません。通常導入される安価なクライアントパソコンで構築可能です。サーバー負荷となる処理はOSイメージ配信だけですので1台のサーバーで約80台のクライアントが利用可能です。※1 今までのシンクライアントと違い利用アプリケーションやヘビーユーザー等に影響を受ませんのでサーバーファームが大きくなりません。
運用コストの削減
ひとつのWindowsOSイメージをサーバー側で一括管理しOSイメージを共有利用するようなシステムです。OSアップデート/アプリケーション/ウィルス対策ソフト等の更新を1台のクライアントで行うことですべてのクライアントへ反映できます。これによりクライアント運用管理コストを大幅に削減できます。また、毎回同じディスクイメージを利用しますのでクライアントでトラブルが発生しても再起動により復旧可能です。
クライアントパソコンのセキュリティの向上
普段使い慣れたパソコンをネットブート化してOSイメージやユーザーデータをサ-バーで管理することでクライアント側にデータを残しません。サーバーを管理するだけでクライアントパソコンをセキュアな環境に移行することが可能です。
※1 マシンスペック、利用ソフト、ネットワーク環境、キャッシュ機能の利用により1台のサーバーで対応可能なクライアント数は増減されます。
Z!BootOSブートプロセス
OSのイメージはサーバーに格納され、PXEによるブートを利用してクライアントPC上にサーバーのディスクが存在するようにDiskI/Oの操作を行うことで、OSの配信を実現しています。
OSデータはセクタ単位のブロックで配信され、必要な時に必要な情報のみストリーミングして実行されます。
Z!Streamを利用してOSとアプリケーションを分けて配信
クライアントの更新頻度が高い部分がアプリケーションです。また、クライアントにインストールされているアプリケーションの違いによりディスクイメージを変更しなくてはなりません。Z!BootOSではZ!Streamと連携し、アプリケーション部分をZ!Streamで管理することで共通のディスクイメージを色々な用途で利用することが可能です。アプリケーションの追加やアップデートについては、Z!Streamによりディスクイメージを変更することなく利用可能となります。
AMS Z!BootOSのサーバー構成

Control Server
システムの中心となるサーバーですべてのサーバーの管理を行います。
Container Server
クライアントへデータの配信、クライアントセッションの管理を行うサーバーです。
MIS / SIS
ストレージとして動作し、実際にクライアントディスクが接続されるターゲットとなります。ContainerにはMIS/SISどちらかが搭載されています。
TFTP / DHCP Server
PXE起動を実現するためのサーバーです。
DB / Load Balance Server
サーバーおよびユーザーの情報を格納し、システム全体のロードバランスを担うサーバーです。
ZMC
Controlサーバーにアクセスするための管理用コンソールです。
システム動作環境
Z!BootOSサーバー
| OS | Windows Server 2003 SP1、R2、Windows Server2008 |
| データベース | MySQL 5.X |
| CPU | Intel Xeon 2GHz以上 |
| メモリー | 2GB以上推奨 |
| HDD | SCSI / SATA / RAID対応 |
| ネットワークカード | 1Gbps |
クライアント
| OS | Windows XP SP3、Windows Vista、Windows7 |
| ネットワークカード | 100Mbps Full以上(Gigabit推奨) |
| ネットワーク機能 | PXE2.0 |
周辺環境
| サーバー | DHCP、TFTP |
| 認証サービス | Active Directory |






